前に他のスカルプト系にない機能について投稿すると言ったので
その件です。
freeformにしかない便利機能のひとつに 描画プレーンというのがあります。
とっても便利でいろいろな使い方ができるので
これだけでもfreeformを使う価値があるくらい便利機能です。
しかも簡単だし!
では描画プレーンを使ってモデリングしてみましょう。
面倒くさいので詳しい説明はしません。
何を作ろうかと思っていたら、先日タモリ倶楽部でテトラポッド特集していたので
これを作ってみることにします。
では どうぞ
その1
描画プレーンのアイコンを4回クリックしてリストに4枚の描画プレーンを作ります。
その2
描画プレーンを一つ選んでX軸を回転させます。
数値は150度になってますが元が90度傾いているので実際は60度回転です
これをあと2枚の描画プレーンに適用します。合計3枚
その3
こんどは60度傾けた平面を一枚選んで Z軸を120度回転させます。
そしてもう一枚別の平面を選んでこんどはZ軸240度回転させます。
その4
描画プレーンの準備ができたところで なにも変更していない
描画プレーンを選択して テトラポッドの断面のラインを描きます。
描画プレーンに下絵を取り込めば正確なラインを引けますが
今回は実験モデリングなので適当です。
その5
スピンコマンドでラインを回転体オブジェクトにします。
これを元に編集していくので、この時点で解像度を2段階くらい上げておきます。
その6
斜めに傾けた描画プレーンのひとつを選んでスライスカーブを
抽出します。
その7
作成された3Dカーブで回転体を分割します。
その8
残り二つの平面を使って同様に分割をします。
その9
分割でできた物をコピペで同じものを3個作ります。
その10
編集したいオブジェクトの任意のひとつを選んでミラーコピーします。
その際に鏡像の基準を傾けて作成した描画プレーンに対してコピーすると
画像の状態になります。
そして残り2つのオブジェクトはそれぞれZ軸回転120度、240度の
描画プレーン基準でミラーコピーします。
その11
うまくできるとこんな感じになります。
その12
バラバラにできているオブジェクトをブーリアンで一つにして出来上がりです。
まあまあ上手くいきましたね。
freeformのスカルプトツールは慣れが必要ですが
描画プレーンと2Dカーブ、3Dカーブを使ったモデリングは
かなり便利で、強力だと個人的に思っています。
この機能だけでもfreeformを使う価値があると思いますよ。
久しぶりの画像付き記事投稿...ものぐさおじさんにはかなり面倒くさい。
誰か頭に思いついたら自動で記事ができる発明してくれないかな。
それが未来というものではないかね?
ではまた気が向いたら。

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